Hiroyuki Nakano Blogでタグ「tajomaru」が付けられているもの
去る6月25日にダビング(映画の音ミックス作業)が終わって、TAJOMARUは
完成に後一歩になりました。山本プロデユーサーの最後まで映画を良くするために
あれこれ工夫する姿を見て、またまた勉強をさせてもらいました。
僕もすごく満足したエンデイングにもなり、みなさんに楽しんでもらえる良い映画に
なったと思います。明日、ゼロ号試写はお客になったつもりで、観て泣きます。
すごい映画です。何がすごいかって、小栗旬の演技です。圧倒的な魂の演技を
みなさんに観てもらいたいと思います。
Tajomaru version 3 が終了。
4月7日に無事、春篇の撮影を終了。やっとクランクアップしました。よかったよかった。
そんで、春篇を加えての編集も一度終わって、山本又一朗プロデユーサーの意見をいれて
ヴァージョン3が終了。次のステップへ。音楽と整音が済んでシナリオからもっと良くするために
アフレコなどをへて、再度リミックスしてヴァージョン5くらいで、完成するのかな、たぶん。
今回はプロの映画監督として、プロデユーサーの意向を100%受けてそれを形にする感じで
今までの作家である僕の色よりもなによりも山本Pがまず満足する事が一番である。
プロ同士が集まって映画を作るということでも、山本さんは、クリエイターであり、日本でも
有数の名物プロデユーサーでもあり、現在ヒット中のクローズZEROも山本さんが総指揮を
とり、製作されたものだ。僕が、敬愛する山本さんとの初めての出会いは1990年、ミュージック
クリップをバリバリ作っていた頃。ロスのデヴィッドフィンチャーのプロダクションに所属していた
僕は、映画を作りたくて、色んなプロデユーサーに会っていた。20世紀フォックスのプロデユーサーを
やっていた山本さんに会って欲しいとお願いして、会食を共にした。素敵なレストランで
どうやってストーリーを作るのか?その秘訣を1時間ブッ続きでしゃべった山本さんと再会したのは
2年前、小栗旬君をゲストに迎えたKey Got Crewの夏恋想というクリップの撮影現場。
相変わらずお元気で、ファンキーで楽しいバイブで登場。そして、去年、スカパーの小栗祭りの
CMの企画で再会。そして、この映画につながった。人との出会いをすごく大事にして、最大限に
自分が何を欲しているかを伝えて、一緒に物を作る。面白いのであーる。とっても。