2008年6月アーカイブ

昨年の夏と秋に2回、福島は会津の芦の牧温泉でロケをした、黒澤明監督の 名作中の名作、「七人の侍」にオマージュを捧げたショートフイルムを監督しました。 撮影には黒澤監督作品のBカメを担当されていた名手・上田さん、そして衣裳には ワダ・エミさん、殺陣には久世浩さんとクロサワ組で撮影しました。 02.jpg リメイクというよりは、予告編のような形式で名場面集です。 01.jpg なにせ、僕自身が七人の侍を何度見たかわからないくらいファンですので、恥ずかしい事は できないし、スピリッツだけ受け継いでいても、失礼にあたるし、とにかく、どのくらい 雨の撮影は大変だったのか、体験できただけでも、黒澤監督の凄さがわかりましたし、 1年かけての撮影だときいていますが、そのくらいかけていいものを作るということが 現代の日本では不可能で、僕らは、美術の磯見さんがマッハで作った村で撮影をしました。 03.jpg 出演者は豪華です。以下の通り 05.jpg 06.jpg 公式WEBsite http://www.7-samurai.jp/ 9月3日から上映開始の短編映画集「男たちの詩」の前に特別上映することが 決定しました。恵比寿の東京写真美術館でご覧いただけます。
若くて才能あふれる絵描き集団、輪派絵師団のDVDが発売!! RINPA DVD.jpg you tubeで日本人アーテイストとして最高のヒット数を記録するなど、彼らが絵を生み出す行為を 映像にした作品がDVDに収録されています。 最高にクールでキュンとなるような絵をこれでもかと描いては消して次の絵を書くという 通常の絵は保存するものという常識をぶちやぶって、映像に残すだけという最高の 消えもの芸術!!そしてYoutubeで見ていたあの作品に最高にマッチしたオリジナルの 音楽がついて、これまた最高。画質はもちろん、オリジナルなので、大画面のテレビや プロジェクターで見るとyoutubeで見ていた物とは全く違う作品として楽しめるので 見た事ある人も是非!!お近くのタワレコHMV,amazonなどで買えます。 http://rinpaeshidan.jp/
6月22日の大安には、女優麻生久美子さんとスタイリスト伊賀大介くんの結婚披露宴がありました。 僕は、前日の京都の深い深い夜の打ち上げで酔いがぬけぬまま、会場に。 2flowers.jpg 久美ちゃんはショートボブに白いウエデイング姿でヴェリーキュートで大ちゃんは和服で、似合ってた。 そしてケーキは大ちゃんの好きな岡本太郎にちなんでこんなケーキ。 taiyounotou.jpg 笑い有り、涙ありでとってもピースな式でした。
京都で6月21日に開催されたファッションカンタータ フロム京都 「時翔ける恋」というイベントの演出をしてきました。 toki.jpg gagaku2small.jpg 京都と姉妹都市のフィレンツエにちなんで、東西の文化の融合ということで、源氏物語1000年というのも あって、僕は、雅楽と少しだけ源氏物語の中のキャラクターの藤壷(井川遥さん)と紫の上(芦名星さん) そして光源氏(ユキ・リョウイチくん)を撮影したものを縦型の映像で上映しました。 他には、ウルトラ素晴らしい声で観客を魅了した唐澤まゆ子さんのオペラアリアとかには、4回やった公演で4回ともジーンとウルウルするくらい感動しました。三日月の写真と照明でプッチーニの名曲を歌うシーンのコンビネーションが大好きだったのと、 mayukosanSSS.jpg なんと言っても雅楽!!いちひめ雅楽会さんに協力して頂いて 源氏物語の中で藤壷を帝が励ます為にも要された宴で源氏が踊ったとされる輪台青海波を舞っていただきました。生の雅楽は凄い!!紫の上に扮した芦名星さんのシーンの美しい事、、、 murasakismall.jpg そして岡野弘幹さんに生で音楽をやってもらって染色作家の方々の素晴らしい 着物に音楽がフィットしていました。 taki small.jpg 僕は、この傘のシーンの生カメラの構図が切手ぽくって気に入って 3回これでいきました。 kasasmall.jpg フェラガモのショーでは、長身の冨永愛ちゃんの颯爽と歩くシーンも忘れがたいです。 グランドフィナーレには美しい人が勢揃いして圧巻でした。あーきれいだった。 finale.jpg というわけで、長身の冨永愛さん(左)そして芦名星さん(中)私(右)であります。 決して芦名さんが背が低いというわけではないですが、愛さん大きい上にピンヒールなんで こんなで、180cm+帽子の僕より大きいのですね(笑)笑顔可愛いなあ、二人とも。 bijyo.jpg

パンフ.jpg 今井美樹ちゃんのライブに行った。いっぱい驚いた。まず美樹ちゃんが、 ショートヘアーになってた! ちょうど1994年に初めて仕事をし始めた頃より短く。でも当時と全然変わらないスレンダーなスタイルとスマイルで、ライブは始まって、歌声も伸びやかで僕は心のふるさとに帰ってきたかのように間奏で早くも眠った。いい音楽である証拠なんだよ、眠るって。そんで1曲目が終わって頭痛とかもやもやしていた悪い物が吹っ飛んで、目がさめた。そこからの数曲の至福感は行ったものしかわからない。素晴らしい舞台美術に照明、そして心地よい歌。そんでいきなりの休憩15分。ロビーでパンフレットと気になるチェックの可愛いものがと手にしたらそれは、ばんそこう型のシール。即買った。 ばんそこう.jpg
きしくりちゃん(これらを美樹ちゃんと作っている人)いわく、ばんそこうなんだけど
穴があいてないから、、、、、なるほどね。僕はシールとして使用するからいいもんね。
美樹ちゃんっていう人は、気に入ったらボロボロになるまで物を愛する人なので、ここ
数年は楽屋とかで会うと、いつも赤のチェックのパンツがとっても可愛くって、見ていて
大好きなアイテムだったのだけど、それもあって、このばんそこう型シールを買ったのでした。
ライブは、最後まで全くたるまず、プロのステージだった。途中の長い今井美樹ならではの
おしゃべりコーナーも、なんだか、とっても話し上手で、笑い満載で、川江美奈子さん
というピアニストが参加してコーラスがのったプレイスインザサンとか愛の詩とか、鳥肌
が何度もたってしまった。なんだか、とにかく癒されまくって美樹ちゃんありがとうと
何度も何度も心で言ったあげく、ライブ終わっても本人に会えたのでお礼を言った。
すっごく体調も気持ちもよくなるコンサートってなかなかないからよかった。まじに。