2009年4月アーカイブ
わが親友、スーパーギター野郎、布袋寅泰のギタリズムファイブ ツア−に行った。
もう、冒頭の登場から最高にカッコよくて、音も分厚くて初日ながら、もう最終日の
完成度でブっとばしてくれた。ドラムにはザッカリーが戻ってきて、パーカションには
ステイーブ衛藤。もうそれだけで、最高にカッコイイリズムなのに、サイドギターなしで
HOTEI。は一人でギター弾きまくり。最高のTHE GUITER ROCK LIVEでした!!!!
きのうは、平和島のシネコンにワイフと二人で行って映画を二本立てで観た。
僕が50歳を超しているので夫婦だと一人1000円らしく、うれしかった。
歳をとるのもいいな。そんで、コーエンブラザーズの新作、
バーンアフターリーデイングをまず観た。これは機密書類という意味で
読み終わったら焼いて捨てろと言う意味だけど、面白かった。笑った。
ジョージクルーニーがエロ中年役で、ブラピが頭のゆるいジムの店員。
もうなんだか、可笑しくってずっとクスクスすたけど、周りの客は面白さも
わからないのかシーンとしておった。笑え!!面白いんだから。
そんで、次に山本又一朗プロデユース、三池崇史監督のクローズゼロⅡを観た。
前回は相当興奮したが、今回もまた、すっげえ、面白かった。
ワイフも興奮していた。小栗旬をはじめとして、みんな男がいいよね。
この映画から、Rookiesも他の不良映画もイケメン総ぞろいのテレビドラマも
生まれたと言っていいだろう。でも山本さんがやりたいのは、この男の軟弱な
時代に、男らしい男を描くというのがテーマであり、原作も素晴らしいし、
このほぼオリジナルな第2話もその思想があってこそだ。
僕と山本さんでやっているTAJOMARUは、違う形の男を描く物語だし、
やっぱり、男ってバカだけど、熱いんだよねって。
ああ、いい物観た。いい日だった。
Tajomaru version 3 が終了。
4月7日に無事、春篇の撮影を終了。やっとクランクアップしました。よかったよかった。
そんで、春篇を加えての編集も一度終わって、山本又一朗プロデユーサーの意見をいれて
ヴァージョン3が終了。次のステップへ。音楽と整音が済んでシナリオからもっと良くするために
アフレコなどをへて、再度リミックスしてヴァージョン5くらいで、完成するのかな、たぶん。
今回はプロの映画監督として、プロデユーサーの意向を100%受けてそれを形にする感じで
今までの作家である僕の色よりもなによりも山本Pがまず満足する事が一番である。
プロ同士が集まって映画を作るということでも、山本さんは、クリエイターであり、日本でも
有数の名物プロデユーサーでもあり、現在ヒット中のクローズZEROも山本さんが総指揮を
とり、製作されたものだ。僕が、敬愛する山本さんとの初めての出会いは1990年、ミュージック
クリップをバリバリ作っていた頃。ロスのデヴィッドフィンチャーのプロダクションに所属していた
僕は、映画を作りたくて、色んなプロデユーサーに会っていた。20世紀フォックスのプロデユーサーを
やっていた山本さんに会って欲しいとお願いして、会食を共にした。素敵なレストランで
どうやってストーリーを作るのか?その秘訣を1時間ブッ続きでしゃべった山本さんと再会したのは
2年前、小栗旬君をゲストに迎えたKey Got Crewの夏恋想というクリップの撮影現場。
相変わらずお元気で、ファンキーで楽しいバイブで登場。そして、去年、スカパーの小栗祭りの
CMの企画で再会。そして、この映画につながった。人との出会いをすごく大事にして、最大限に
自分が何を欲しているかを伝えて、一緒に物を作る。面白いのであーる。とっても。