2013年10月アーカイブ
ある日、林さんから電話がありました。
「そんでいくらでできる?」
「ああああ、まだ中身が決まってないから」
「、、、、そうだね。」
「なんか考えとくね、音楽来ないとわからないし」
「OK」大体、いつも1分くらいで電話が終わるんです。
ゲルと呼ばれる、モンゴルの住居。もちろん、ウランバートル
のような都会では、高層ビルにアパートが入ってる訳だけどね。
今でも、基本は、遊牧民で、自分の土地を持たずに、広い国土の
草原を放牧しながら移動する人が多い。
ストーブが真ん中にあって、馬や家畜の糞を燃料として
燃やして暖をとる。ニャーも、暖かいところが大好き。
渋滞の街、ウランバートルを脱出して30分くらいしたら
通行税をとる場所が会って、そこにはポツンと離れたところに
トイレが。
馬を空撮する短編の企画にしたので、モンゴルの俳優さんで馬を
さっそうと乗るエビちゃんが衣装をつけて慣らし中。
ちょっと、中にダウン着てたから膨らんでて格好よくないけどね
ISSEY MIYAKEのシルバーコートを着て、寒さ対策バッチリの私。
二夜に渡り、夜中、星のコマ撮り撮影を「極富士」の名カメラマン
佐藤宏さんにお願いして、やってもらった。
朝陽が登ったら佐藤さん、おつかれさまで、にゃーがまぶしいにゃー
ってしてて可愛かったので、この横位置からコーヒーカップとiphoneを
左手で持って右手でささえていたのを忘れて、縦位置で撮りたいなって
思って右手を離して、左手を左にひねってiphoneを縦にしたら、さあ
どうなるでしょうか、はい、暑いコーヒーがジャーってダウンの袖から
入ってきてびしゃびしゃになってしまいました。
撮影は、ヘリコプターと車から。
ヘリから身体を乗り出して相変わらずの手持ち撮影だべな。
最新のスタビライザーがついたものなんかモンゴルにあるもんかい!
でもおいらはそれに慣れてるし、いい映像にしたい力があるから大丈夫。
RED EPICの5Kの60コマで撮影して、HDで仕上げるから揺れをなくする
ために一枚一枚、マニュアルでぶれとか揺れをなくす作業をしました。
スタジオでさらにスタビをかけたら、もう、あなた、全然揺れてませんよ!
こちらでムービーはご覧頂けます
http://www.garage.co.jp/ja/dg717/
撮影が終了して、渋滞で動かず、一番近いところにある日本食屋によって
店は禁煙なので、外でタバコ吸っていたら、知った顔の人が「火ある?」
って近づいて来た。あれ?この人は、、、そう朝青龍さんですよ。
撮影は日没の後もやったんですが、その時にメガネをその場に置いて
薄暮のいい感じの間に6カット撮らなきゃいけなくてバタバタしてたら
メガネはどこ??って、、、あれ?真っ暗の中探したらバキってフレーム
が折れ曲がったまま発見されました。ああ、助かった、とりあえず見える。
モンゴルは、4月5月6月7月くらいまでが緑一面の草原になるそうで、
次はその時期に必ず行きたいなと思いました。