フイルムの世界は超アナログ。しかし今はデジタルの時代だ。 CGも使ったところがバレたらださい。ということで、 日本で一番の合成マシーンを持つマックレイのINFERNOという コンピューターでCGと実写の合成、フイルムではむずかしい 3つの映像のMIXなどをおこなっている。 |
一台が1億5千万円のコンピューターで、一時間レンタルが 15万円。ヒエー!!!! McRAYはこうしたスーパーなマシーンがそろった、デジタルでは一番いいスタジオだ。 INFERNOはCMとかで活躍しているFLAMEのターボみたいなマシーンで、処理が早い。 |
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オペレーターはナイスガイの柴田くん。 いやな顔を一度もみせず、もくもくとペンを動かして いい仕事をしてくれる頼もしい相棒だ。 きっとあと5年もすると全部コンピューターに入れて 映画は編集できるようになる。 |
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この画面で編集する。合成で何十回も重ねてもOK なのが 凄いし、パッパッとコマを抜いたり、延ばしたりできる。 |
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CGもこの内部で作れて、合成を一度にできたりもする。しかし、とにかくSGIのマシーンは文字が小さすぎるぜ。 なあんて、でも僕は別に老眼でもないけどさ。 |
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タイトルのCGはフューチャーパイレーツの 高城剛氏がプロデユーサーで、L.Aに飛んでCG ARTISTに内職を頼んでもらった。 フィフスエレメントのチームとナイキのCF を手がけたチームの力作がやってきたが、監督は見たことある感じだったのでおしげもなくそれを使うのはやめた。 高城氏のアゴが落ちるのはみたことないがきっと落ちたことだろう。 でもアレンジしつつ、柴田くんがペんで描きたしたりしていいものがあがった。 結果よければなんでもいい! |
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11月の大事件は上映館のサイズだった。1:1.66というヨーロッパビスタで撮影したのに、かかる映画館がないだと。めちゃ気を使って撮影したのに、足は切れるしチョンマゲは切れるで、特にでかい布袋寅泰氏は撮影の時ですら、フレーミングでギリギリだったので INFERNOに取り込み、縮小して、左右上下に映像が ないところに柴田くんのペンで描いてもらって1.85のワイドサイズに対応したのだ。 |