2009年3月アーカイブ
4月4日から始まる イケ麺そば屋探偵 いいんだぜ
を必ず見て大笑いしてください!!
藤木直人、生瀬勝久、古田新太、堀内敬子のレギュラーに加えて第一回目と
2回目(2週で一本完結のドラマ)には竹中直人です。
僕は4月中の担当で、4本撮りました。久しぶりに大笑いしながらつくりました。
http://www.ntv.co.jp/ikesoba/
地方では、現在決まっているのが
YBC山形放送 4月28日(火) 24:34〜開始
FCT福島中央テレビ 4月15日(水)24:29〜開始
YTV読売テレビ 4月14日(火) 26:29〜開始
FBS福岡放送 開始日調整中
長崎国際テレビ 4月18日(土)25:10〜開始です
桜を求めて京都、姫路に行った。映画TAJOMARUの春篇の撮影のためだ。
すごい寒くってまいったなあ。何本か咲いてた。
これは、映画の撮影の定番、もうオープンスタジオみたいなところで
大覚寺のそばの大沢池のそばに咲いてた。
桜は、白っぽかったり、下から撮ると暗かったりでむずかしいアイテムだけど
花びらが散ると最高にきれいだよね。これが大沢池
そんで、姫路に行きました。姫路城はいつでも美しい。
そして好古園という、お庭がきれいな場所へ。ここは塀がいいんだよ。
1月に映画「TAJOMARU」の撮影が一時終了し、
2月中は4月の土曜深夜NTVで放映される「イケ麺探偵 いいんだぜ!」の撮影、
そして飛騨高山でKIRINの焼酎のCM撮影をやった。
映画はパナヴィジョンの35ミリFIlmだが、TVはRED ONEの2K,4K
そしてXDCAM+mini35でドラマ部分を、CMはHDCAM+PRO35で
撮影した。
RED ONEは4Kというとてつもなく大きいサイズの動画が
撮影できるカメラで、通常が4Kを基本にしていて、2Kにすると、
レンズが35ミリなら、70ミリのサイズというふうに倍の大きさになるが
100コマまでのハイズピードが撮影できるので、ARIFLEX3みたいな
使い方をする。ファイナルカットでは2Kまでなので、2Kを推奨して
いるが、レンズがなにせ14ミリが最高にワイドなので28ミリからの
使用となるので、そういう制限と、フォーカス送りのシビアさが
モロにくる。これからはフォーカスマンは一生食いっぱぐれがない。
REDのデータは写真のRAWと同じ考え方なので、現像ソフトで
すっごく時間をかけて現像する。レッドアラートはフリーアプリだし。
XDCAMのほうは、すぐにデータが読めて便利だ。
EX-1というカメラだったが、ファインダーがだめで、フォーカスが
非常にわかりづらい。オートフォーカスは反応が遅く、使えない。
ハイキーの背景では人物の周りに青のエッヂが出る。でも
キレはいい。デジタル時代になって、ますますカラコレが大事で
撮影時に決めれる事よりもポスプロでいかにトーンを作るかが
大事になるが、とにかく照明が大事。
4Kの動画は8メガピクセルの静止画を無限に1秒に30コマづつ
撮影しているのと同じなので、それはチャンスに強いからスチール
ねらいもいいと思う。肌などは、写りすぎてどうにもならない。
動物や風景やひきでの群像に向いている。
スチールカメラの動画も一緒に撮影したので比較したが、キヤノンの
50DマークⅡのフルハイビジョン動画はレンズによって抜群の美しさ
であった。レッドよりもHDCAMよりも美しいボケと色。
カシオのEXILIMのEX-F1はきさくにスチールと動画が撮れるので
日常に向いているカメラだが、動画でキヤノンはフォーカスは
マニュアルとなるが、カシオはオートフォーカスがきくのでまじで
でかいレンズの恩恵を受けて安いデジタルムービーカメラよりも
画質もよい。300コマのハイスピードはiphoneなどではきれいだし。